幕末純情伝

つかこうへいの舞台を、新橋演舞場に観に行った。
舞台を観るのは、2004年の明治座「燃えよ剣」以来2度目。
座席は花道に程近い、1階16列の舞台に向かってやや左寄り。
久々に味わう高揚感の中、新橋演舞場に向かった。

龍馬を斬った女・沖田総司。
破天荒な設定ながら、19年間も再演されている作品。
2003年の広末涼子・筧利夫主演作も記憶に新しい。観てないけど。

今回は、沖田総司に石原さとみ、坂本龍馬に真琴つばさ。
「新選組!」で阿比留鋭三郎を演じた矢部太郎は土方歳三役。
そして作者・つかこうへい自身が、初演以降初めて監督を務める。
以前から興味のあった「幕末純情伝」、期待は大!

約3時間という長丁場を観終えて、感想。
これがつかこうへいの世界かっ!
決して悪い意味ではなく、付いて行けない。

時代設定が幕末とも終戦直後とも取れる台詞。
一部登場人物の胡散臭いROCKな衣装。
歌あり、ダンスあり、アドリブあり。

…まぁ、総司が女っていう時点で付いて行けないんだけど(笑)。
パッと見、総司を主人公に据えなくても良さそうだけど(笑)。

しかし、「歴史読本1999年11月号 沖田総司 新選組青春譜」で、
つかさんは特別寄稿の中で「幕末純情伝」に触れ、こう書いている。

「恋する力が時代を動かす」

「幕末純情伝」で伝えたかった事、要はそういう事なのだろう。
それには幕末という時代が打ってつけ。
総司を愛する想いが、坂本龍馬や近藤勇を動かした。

…作品を知らない人が読んだら、ドン引きだろうなぁ(苦笑)。

それにしても、やはり舞台はドラマや映画とは迫力が違う。
俳優さんが目の前で演じている。物凄いオーラが出ている。
お涙頂戴的なシーンも、素直に感動できる。
ホモセクシャルなシーンも、引かずに観られる。
俳優さんって凄いなぁ。って、心から思った。

そして、つかさんの言葉を借りれば「淫乱」なシーン。
石原さとみ、ここまでやってくれるかぁ。
マジで女優魂を感じたよ、さとみちゃんには。

色々と感想はあるけども、間違いなく感動出来る作品。
さとみちゃんの演技力は相当なものだし(何を偉そうに)、
宝塚出身のつばささんのダンスは必見だし、
山崎銀之丞演じる近藤勇は男気に溢れている。
何ならもう1回や2回、観に行きたいくらい。

さとみちゃんのドレス姿、キレイだったなぁ。


幕末純情伝 (新橋演舞場)

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